テレビ番組で特集された

2002年に続き、限定商品をリリースした2003年のベビードール。
夏と冬、2回に分けてのリリースがいずれも大成功を収めた事で、2004年度も前年までと同じく夏期、冬期と2回の限定品販売を行いました。
前半となる夏に発売されたのは、「ベビードール スイートラブ」です。

「ベビードール スイートラブ」は、２００３年の夏に発売された「ベビードール ライト」以来となる、一年ぶりの「夏のベビードール」です。
そのコンセプト（ものづくりなどでよく使われる言葉ですね）はというと、「ベビードール ライト」とは異なる物になっているのです。
「ベビードール ライト」は、夏の爽やかさ、スッキリ感という要素を演出するために、甘さを控えめにして、爽やか感を前面に出すエッセンスを追加していました。
それにより、スッキリした香りと使用感を生み出し、人気を獲得しました。

それに対し、翌年の夏に限定販売された「ベビードール スイートラブ」は、夏のトロピカルな感じを演出した香水として売り出されました。
そのため、エッセンスとして配合されているのは、華やかで且つソフトな香りのワイルドローズをはじめとした、甘いけど柔らかいという香り。
その結果として、基本的な甘さと爽やかさのバランスは、ノーマル版のベビードールと殆ど同じになり、セクシーさをある程度抑えた香水になりました。

セクシー感を減らす事で、夏向けのトロピカルな感じが増したこの商品は、気軽に使用できる香水として人気を博し、販売開始後、すぐに入手困難となりました。
それでも、現在も在庫があるお店はありますので、夏を彩りたい人は探してみると良いでしょう。